2018春 然別湖 キャンドルアイスダイビング


 2018年ゴールデンウィーク。
 ようやく、ブログも追いつきました!

 5月1日は、
 念願だった、然別湖の「キャンドルアイス」を
 見てまいりました!!

 「キャンドルアイス」とは、
 結氷した氷は、縦方向へ繊維のように成長するそうで、
 今度は融ける際に、それらがほどけ、
 縦長の氷が「キャンドル」に似ていることから、
 キャンドルアイスと呼ぶのです。

 これらが、湖の水の動きで、
 シャララ♪シャララ♪
 と、キレイな音を奏でるのです。

 しかしながら、、、
 然別湖の湖面の氷は、ゴールデンウィークあたりまでありますが、
 気温、水温などの上昇や風などの影響で、
 ほどけながら、一気に溶けて無くなってしまいます。

 したがって、キャンドルアイスを、
 スクーバ装備で、目の前で拝むことは、
 なかなかタイミングも測れず「激レア」なのです。

 今年も、半ば諦めていたのですが、、、

いざ!エントリー

エントリーする人参。いやマッツw

 然別湖に到着すると、
 然別湖ネイチャセンターのマッツが、
 まだ、氷は残っているよ!とのこと。

 やった!
 3年越しの念願が叶います☆
 いそいそと準備を行い、

 マッツ達とエントリー!

 う〜ん、川からの水で、
 流れと濁りがあります。。。
 エントリー場所も、かなりアドベンチャーチック。

 冒険気分で泳ぎ着き、
 いざ、キャンドルアイスに接触です♪

今まで見たことがない感じです

芸術的な自然のデザイン

マッツも大喜び

楽しんでいます

ガラモンみたいです

水晶みたいですよね

流されながらの撮影です

面白い感じで撮れました

少し潜って見上げると

まるで生き物の細胞です

 基本的に、この氷は水面にあります。
 水中は1.5mも潜降すると、低視界となります。
 したがって、キャンドルアイスダイビングと言うよりも、
 「キャンドルアイス・スクーバスノーケリング」です。

 なので、見られるかどうかは、確約できませんが、
 NAUIスクーバダイバー認定レベルから、
 参加が可能なのでは??と、思いました。

 それでも、水温は2.8度ですから、
 レギュレーターの凍結リスクはあります。
 寒冷地仕様のスクーバユニットが必要です。

 約1時間ほど、
 水面にたゆたう。
 そう言う活動です。

 何がすごくて、何に感動するかは、
 実際に間近で見て見ないとわかりません。
 とにかく、、、、
 楽しかった!

寒冷地仕様のスクーバユニット

 今回の然別湖への小旅行は、
 別の目的も兼ねていました。

 それは、2つの寒冷地用器材をテストすることです。

 この活動は、亜寒帯潜水技術研究所としてのもので、
  •  Apeks フリーフローコントロールデバイス
  •  AQUA-LUNG アラスカンドライスーツ

 この器材のテストを行ったわけなのです。 

フリーフローコントロールデバイス

装着して見ました

 この、フリーフローコントロールデバイスは、
 セカンドステージが凍結によりフローした場合、
 予備のセカンドステージに咥え直し、
 メインのセカンドステージの根元から、
 給気をシャットするデバイスなのです。

 メリットは、凍結時におけるエア切れ防止です。
 
 結果的に、レギュレーターの凍結は起きませんでしたが、
 開閉のチェックはできました。

 誰にでもオススメできるものではありませんが、
 操作と特性を熟知さえすれば、有効な道具でした。

 氷の下や、極寒のディープダイビングなど、
 簡単に水面へアクセスできない環境で効果を発揮します。

アラスカンドライスーツ

 正直なところ、私は、ドライスーツを長く使います。
 フュージョンバレットの前は、ツインシェルドライでしたが、
 12年も使っていました。フュージョンも7年使っています。

 そろそろ新しいものと思っていた矢先、
 このドライスーツに巡り合ったわけなのです。

 余計な空気が足に溜まることで、
 ブーツとフィンの脱落や、
 足からの吹上などが発生しますが、
 それを抑えるため、足首が細めです。

 脱ぎ履きがしづらいデメリットもありますが、
 肝心な気心地と装着感は、水中で抜群です。

 素材は、トリラミネートで丈夫ですよ。
 (透湿素材と勘違いしていました。)

 動きやすさは、間違いなく、フュージョンバレットですが、
 使い勝手は、アラスカンの方が自分好みです。

 寒冷地仕様は、寒冷地で確認が一番。
 どちらも問題なく、機能していました。

記念撮影

水中で撮ってもらいました


 氷を堪能し、場所を変え、
 いざ潜水です!
 やや濁っていますが、問題ありません。

 まだまだ冷水の水中を、
 じっくりと、潜水するのでした。

逃げるウチダザリガニ

堂々としています

まだ動きは鈍いですね

結構いますね。。。

エゾアカガエルとも遭遇

淡水ならではですね

釣竿を拾ったマッツ

 然別湖(鹿追町)は、食料の宝庫。
 地元産の材料を使っての料理は、
 とっても美味しかったです。

 今回のお昼ご飯は、
 然別湖ネイチャーセンター併設の
 カフェ・ムバンチ

キレイな店内


人気のベーグルフレンチトースト

ビーフシチューは絶品

帰りに食べた美曼亭のラム定食

 もちろん、ダイビングだけではなく、
 湖面も現れた事ですし、
 初カヌーを堪能してきました。

 気持ちよかったですよ♪


心も浄化されそうです

 いかがでしたか?
 ゴールデンウィークにアイスダイビング!
 なかなかこんな特別な事、ありませんよね♪

 本当に楽しかったです♪

 ひょっとすると、
 来年、特別な氷「キャンドルアイス」を
 スクーバスノーケリングで体験するのは、
 そこのあなた!かもしれません。


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