「彩」

 と、言っても、山本彩 NMB48では無いですよ。

 私が書いているこのブログの内容も、
 北の水中、氷、潜水士、潜水器材、オーバーホール、
 ザリガニ、学生講習、etc


 なかなか珍しいほど彩り鮮やか。
 と、いうことでも無いですよ。


 とにかく、すこぶる、気持ちが良い水中世界。
 今時期、2月の積丹は、BLUEGREEN with RED

 春濁りまで、もう少し時間もあり、
 透明度10mほどの、澄みきった淡いBLUEの世界。

 この時期のポセイドンがオススメするのは、水深も浅く、最大でも6m。
 海藻たちが、光合成を行うに適した、自然光眩しい水深だ。



 陽のカーテンが、淡いBLUEをエーテルとするような、
 そんな、神秘的な世界の中で、GREENやRED、BROWNの
 彩り鮮やかな海藻(海草)が、ゆらゆらと”たゆたう”

 ビーチエントリーで、ゆったり、45分から60分
 緑藻類、紅藻類、褐藻類、海草などの「彩」と、
 淡い海の青を重ねるように、優しいダイビングを行なっています。



 残念なのは、最近の週末。
 何故か、気象の周りが悪く、時化やすい状態。

 この日は、縁がある「石垣島」のダイビングサービスで
 日々ガイドを行なっている、札幌出身の二人。




 一人は、「うなりざき 石垣店
 一人は、「ゆいマーレ

 里帰り中で、潜りたいとのこと。

 平日ではあるものの、
 珍しく、天気も良く、海も凪ている。

 でも、何故、ここの海で潜りたいのだろう?



 深くなく、エキサイティングでも無い。
 また、魚影が特別濃いわけでも無い。
 トド、アザラシが、頻繁に見られるわけでも無い。
 水温が極限に冷たいわけでも無い。
 
 一般的なダイバーにとってみると、
 物足りなさを感じられてしまいがちな、
 積丹町 美国の冬海。



 でも、二人は理解していました。

 僕らがインスタラクターになって、
 絶対的に身につくこと。

 目立たなければ、目立たないほど、
 より意識して、観察しているということ。



 ここ、積丹町 美国の冬海は、
 いつも、通過点だった浅瀬こそ、
 「優しさ」と「彩り」に溢れる世界だったのです。

 なんとも言えない、
 侘びと寂びにも似たような淡い世界にあって、
 鮮やかに彩づく海藻の美しさに、感動を覚えます。

 ダイビングリーダー達の
 海の禅寺とも言える、積丹 美国の冬海。

 機会があれば、是非お越しいただきたい海です。



 次回のブログは、
 海藻に隠れる、生き物について書きます。


 ☆ただいま、ポセイドンでは
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 2月、3月のテーマは「海藻とゴッコの赤ちゃん」
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