潜水士試験対策講座と高気圧作業安全衛生規則の講座

過去に行ったLogoseaseと氷下潜水

 2017年
 1月は、なかなかでした。

 潜水士試験の準備対策講座も2本、
 高気圧作業安全衛生規則の講座も1本
 そのほか、メインテナンス業務、
 公的機関へ水中トランシーバー「Logosease」の説明など。

 決算前の冬体制ということもあり、
 人手不足の、お店の手伝いも行いながら、
 NAUIマスタースクーバダイバーの学科も実施。

北海道エコ動物自然専門学校にて潜水士講習

メインテナンス中

ハーネスフィルターの活性炭を交換します。

札幌科学技術専門学校にて救急法の授業

ポセイドンにて潜水士試験準備対策講座

ヘルメット式潜水器

 月末からは、法人向けの安全衛生教育訓練もあります。
 
 昨年までと違い、
 予算などの業務は、特に声がかからなくなりましたから、
 のほほんとできるかなと思いきや、
 結構ハードな年明けだったのでした。

 2月、3月も、予定がそこそこ。
 
 さて、平成27年4月に施行となりました、
 改正高気圧作業安全衛生規則。
 もうすぐ2年になりますが、なんとなく落ち着いて来た感じがします。

 社内のコンプライアンスも考えなければなりませんが、
 弊社は「エンリッチドエア ナイトロックス」を製造していて、
 分圧混合なので、酸素75%までの充填も行えますから、

 第一条 事業者は、労働者の危険又は高気圧障害その他の健康障害を防止するため、作業方法の確立、作業環境の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

 というのも、推進できている方だと思います。

 私にとって、問題だったのは、
 「潜水士試験にどう反映されるのか?」
 ということでしたが、傾向もわかって来ましたし、
 気持ち的にも、落ち着いて来ました。

改正高圧則講座は、消防隊員、警察官などが参加

 ですが、やはり問題点は問題点として残っているわけです。

 1、窒素分圧が400kPaは、空気潜水では、仕事がやりづらい。
 2、スクーバ式だと、やはりダイブテーブルが欲しい。
 3、ダイブコンピューターだと浮上に問題がでる。

呼吸ガスと限界水深

ちょっとした現場が大ごとになります

世界的にみても40mまででは厳しすぎる

あくまでもスクーバにてNDLを限界とした場合の比較です

高圧則では一律で10m/分以下と規定

 などなど、様々に高気圧作業安全衛生規則のやりづらさがあるわけです。
 そもそも、、
 圧気土木と、送気式と、自給気式を一色単にすること自体、
 無理難題があります。。。
 高圧室内作業は、作業主任者が免許を必要としている反面、
 潜水は、潜水作業者全員が免許を必要としていることも、、、、

 法令で減圧計算を定めることで、
 議論のテーブルに上がれないダイブテーブルが出て来てしまう。
 そういうことも、どうなのだろうと思ってしまう。

 とにかく、
 まだまだ考えてゆかなければならない分野だということですね。

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