2016年12月22日木曜日

ダイビングの普及と私達の役割(東京出張のまとめ)

笑顔がいいですね☆

 今回の東京出張は、
 JAUSのシンポジウムへ出席というだけではなく、
 正直、低迷している物販の本質を考える出張でした。

 わがポセイドンも、一般営業と法人営業、
 そして、高圧ガスとメインテナンスなどのサービス部門、
 他には調査などの海洋技術部、総務などの事業推進本部があります。

 私は現在、事業推進本部ということで、直接営業に関わっていません。
 ですが、我関せずではありません。
 もっともっと、考えて行かなければならないと思っています。

 事業推進本部の本分は、
 商品やサービスをどのようにダイバーへ伝え、提供し、
 喜んでいただき、笑顔を頂戴する「方法」を考える部署であり、
 「ダイバー育成」と「器材の普及」こそ、利益の源泉であることが、
 ポセイドンの本質なのです。


親子で楽しそうです

 考え方は幾つかあります。
 売れなく、不採算の部門を縮小し、新しい事業を創ること。
 もう一つは、売れなく不採算の部門を再構築し、持続すること。

 感覚的なものですが、
 販売力が低下したことで、販売を縮小し、ソフト面を拡大している店舗と、
 より細やかな対応で、器材販売力を上げている現地サービス、
 こういう構図になってきているように感じています。
 
 しかしながら、どちらも良くありません。

 都市にある店舗は、基本的に物販を行うことに注力して作られており、
 ソフト面だけで店舗を維持管理することは、大体の場合適切ではありません。

 現地サービスは、アクティビティを提供することに注力されて作られており、
 物販を行った後のアフターサービスに向いていません。

 あまり声を大きくして言うことではありませんが、
 使用上の説明、保守管理、修理などは、
 新規ご購入に比べ、様々なコストがかかります。

 従って、そのアフターサービスは、新規ご購入にある程度付与しています。

 他店にてご購入されたものの説明や修理に関しては、
 受付はいたしますが、基本的に、お買い上げいただきました店舗にて、
 サービスを受けていただくことが大切なのです。
 
 そうなると、結果、全体的な物販が、低下するのは当然です。
 一番良いのは、物販もソフトも、
 そのお店や現地サービスに適正な比率で、営業されていることなのです。

 そこに、ポセイドンも苦戦しています。
 もし、店舗がなくなってしまったら、、、
 お客様も、私達も、メーカーも、だれも得はしないのです。

 だから、どうやって、楽しいダイビングをみなさんに提供するのか?
 真剣に考えているわけです。


うれしそうですねw

アクアラングさんと山形カシオさんw

 良く「会社が儲かって、社員を豊かに」という言葉を聞きます。
 会社を運営する以上、正しい言葉だと思います。
 会社は、利益が出なければ、持続させることはできません。

 ですが、儲けよう!という言葉は、一歩間違えてしまうと、
 とんでもない誤りとなりかねないことも事実です。
 儲けるという利益は、金銭だけの問題ではありません。
 こころの豊かさも利益の一つです。

 お客様も、会社も社員も、取引先の従業員、生産者などなど、
 全員に生活があり、全員が儲からなければならないのです。

 もちろん、全員と言っても競合社もあれば様々ですので、
 そういう意味ではありませんが、
 こういう立場なので、お客様の姿、メーカーの姿、社員の姿が、
 つながりとして見ることができるのです。
 
 都合の良い言い方をすれば、関わるみなさんが儲かってほしい。
 そして、笑顔になってもらいたい。
 そう思うのです。

 そのつながりの中で、どこかだけ極端に儲かることは、
 どこかに過ちを産む結果につながるのではないでしょうか?


ジャグジーで笑顔

 経済の本質は、「生産と分配」です。
 良いモノやサービスを造り、お客様へ提供し、笑顔になってもらう。
 その際に、金銭という活動手段を使っています。

 金銭は評価の手段でもありますから、利益を出すということは、
 金儲けではなく、笑顔が儲かるようなことを提供することが大切ですね。
 そして、どこかだけ、金儲けをしているようであれば、
 その一連のつながりにおいて、良い結果とはなりません。

 笑顔が儲かる方法。そこを、一生懸命考えなければなりません。
 でも、いちばん、難しくもあり、間違いやすいところなんですね。

 また、製品は、どこで買っても同じだと、
 そういう風潮がお店にもあり、諦めているように感じます。
 でも、そうでしょうか?

 製品には、お客様が如何に快適であり、安全に、
 ダイビングを行うことができるか?を、
 歴史的プロセスで培ったノウハウを活かし、企画、設計されています。

 それは、日本人の「おもてなし」に通じる部分があると思います。

 そして、おおくの国産企業は、「おもてなし」ですから、
 特にノウハウ部分に価格設定をしているわけではなく、
 付加価値として取り扱っています。

 なので、その設計思想や職人のおもてなしを、
 お客様へ伝える際に、製品の陳列に加え、
 私達、アドバイザーが、正しくご説明差し上げなければなりません。

 同じ製品でも、価格だけの違いで選択することよりも、
 正しく説明できる方から購入したほうが、より楽しくなれます。
 そこに、サービス提供が生まれ、ココロの豊かさが生まれます。

 今回の出張では、主に工場見学でしたので、
 いままで以上に、そのことを、再認識した次第です。


位置やばいっす笑

工場長も部長も笑顔

 製品の「おもてなし」と
 ソフトの「おもてなし」は、
 ダイビングでの両輪です。

 売れない時代だからこそ、
 製品本来の必要性や付加価値を伝え、
 さらに、使用する環境でのダイビングが楽しくなることを、
 私達は、一生懸命考えて行かなければならないのです。

 たくさん売るのではなく、
 正しく購入いただく。

 適切な評価を金銭に置き換えて頂戴する。
 私達とメーカーは対価、お客様は楽しい思い出や、快適性を得る。
 
 生産と分配。
 
 今は大変な世の中ではありますが、
 こんなにやり甲斐のあるダイビング業界です。
 関わるみなさんの笑顔を頂戴できるよう、
 ポセイドンはこれからも努力してまいります。 

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