ウニ漁間近! ウニたちの今

深刻な磯焼け問題

 二つ前のブログ>春の積丹 水中散策。褐藻類の森〜2016
 そこでは、豊かな海藻の森を掲載いたしましたが、
 目を移すと、こんなに砂漠化した場所もあります。

 磯焼けです。

 磯焼け問題は単純ではありませんし、
 様々な事象が重なって起こるものであります。
 
 しかしながら、あえて簡単に言うと、
 冬の海水温が上昇→ウニが活発に動きだす
 →お腹が減る→生え始めた海藻を食べる
 →海藻が育たない、無くなってしまう。

 食圧と言いますが、
 これらも磯焼けの原因の一つと言われています。

 漁師さんたちは、一生懸命に、
 ウニ漁期が終わった後、
 藻場を増やすために、ウニを別の場所へ移植させます。

 様々な努力を行って、
 自然と人間の共生、
 そして漁業→流通→消費と、人間の生活を支えているのです。

 なので、密漁は絶対ダメです。

ケウルシグサまで食べちゃいます

 ところで、積丹でのウニ漁は6月に解禁となり、
 8月31日までが漁期となります。
 地産地消。地元で食べる生ウニ丼が、たまりません。

 では、ウニ漁解禁直前のウニたちは、
 どんな感じで生活しているのでしょうか??

ニンニンw 隠れたつもり

リーゼントぽいw

おしゃれ。なのかな?

よくない!よくないよ〜。ビニールは。

もう、謎w

 ちょっと、笑ってしまいますよねw
 なんとも可愛らしい感じです。

 海水温の上昇からか、
 寒いところが好きなエゾバフンウニは
 少なくなり、高級です。

 キタムラサキウニは、結構強いですね。
 多く見られますが、多すぎるのも問題です。

 たくさん食べて(食べ過ぎは良くないですけれど)
 バランスを上手に取れれば、
 食圧も少しおさまって、海藻も増えるかもしれませんね☆

 ポセイドンがよく現地でウニ丼を食べるお店は、

味処しゃこたん さんです。

女性にちょうど良いサイズです☆

くどちゃんの好物 ウニ汁です☆

こちらは純の店さんの三浜丼☆ボリューミーです。

 いかがですか?
 昨年は、ウニ漁が不振で、
 かなり希少かつ高級でした。

 今年に期待ですね☆

 ちなみに、現在の積丹は、
 サクラマスとヤリイカが旬です。

 5月21日は、どっこい積丹 さくらます祭り!
 積丹町サクラマスサンクチュアリーセンターで、
 イベントが開催されるそうですよ!

サクラマスのフライとヤリイカが最高☆

 潜って水中の今を見る。
 学んで環境の今を知る。
 食べて生活へのつながりを感じる。

 地元、北海道でのダイビングは、
 かなり、ど真面目に、楽しいんです!

コメント