春の積丹 水中散策。褐藻類の森〜2016

インナーを真冬から春秋用にしました。

 5月も中旬を過ぎ、
 北海道にも、遅い春がやってきました。

 本州からひと月以上も遅れて、
 積丹でも、桜が満開に。

 つい最近まで、なんとも肌寒かったのですが、
 この頃は、とても暖かく、5月下旬から6月下旬並みの気温。
 ちなみに、この日の小樽では21.7℃でした。

 現在ポセイドンではスプリングフェア真っ只中で、
 特に展示会とプールリフレッシュが好調。
 立て込んでいましたが、春の陽気に誘われ、、、

 積丹町美国の海へ、潜りに行ってきました。
 最近しばらく、海に潜っておりませんでしたので、
 リサーチかねがね、息抜きかねがね。。。


ワカメがもしゃもしゃです。

 水中景色は、その年々の環境変化に呼応して微妙に変わります。
 今年の冬も、水温があまり低くならず、
 ダラダラとしていた感じもします。

 昨年もそうでした。一番冷たい2〜3月でも、6℃前後。
 6℃以上に生息するヤリイカが豊漁なのも、
 それと関係しているのかもしれませんね。

 冬の海水温上昇は、なんとも言い難い問題ですが、
 そんな中、今時期の水中はやはり海藻がイチオシ。
 先月までの緑藻類と違い、褐藻類が勢力を伸ばしています。

 で、感じたのは(感じただけで、科学的な根拠はありません)
 ワカメが多いような気がすることです。
 ワカメの成葉が生育する水温は5℃以上だったような。。


ワカメ越しのダイバー

 上の写真、数年前の今時期は、
 ホソメコンブがしだれた感じだったような。

 何れにしても、褐藻類が繁茂した水中。
 そこに隠れている生物。
 
 まちがいなく、ポセイドンがオススメする、
 「楽しい季節(マニアック部門)1位」
 の水中景色ですから、ワクワクがたまりません!

 水温は11℃前後。
 週ごとに水温は上昇してゆきます。
 快適に楽しめますよ☆

 それでは、まずは「海藻」を
 写真で見てまいりましょう☆


エゾヤハズとケウルシグサ、そして陽の光

ワカメだらけ

先月までは、緑藻類のシワヒトエグサが多かった場所

ハバノリ?かな?

ホソメコンブ

ホソメコンブ

昨年はスジメが多かった場所。ここもワカメ

スジメにワレカラがたくさんいました

バラエティパック的なw

ガラモ場は生物の隠れ家

カヤモノリがびっちり

覗くとクロヘリアメフラシが荒くれていたw

キレイですね☆ボウアオノリ

触ると、シャララシャララします

ワカメの中に巻貝の卵

海藻に隠れるトゲモエビ

お腹には卵が。抱卵中

ワカメ多いです

エゾクサウオも隠れていました

  
 以上のように、とても見ごたえのある、
 春の積丹 水中景色。
 その中で、ヒメイカがたくさんいました。

 次のブログは、
 見られたヒメイカをご紹介いたします。

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