SubArctic Diving 2016 ”然別湖コタン・アイスダイビング2”


 雪と氷の世界「然別湖コタン・アイスダイビング」
 2016年は、2月と3月の2回にわたり開催いたします!

 その第1回目が、2月13日〜14日の二日間。
 特大のホワイトチョコレートのような、
 雪と氷で埋め尽くされた然別湖の湖上。

 バレンタインデーにふさわしい?
 ウキウキ☆ワクワクの特別な二日間になりました☆

 シリーズ「サブアークティックダイビング」
 2回目の投稿は、2月13日の潜水についてです♪


○予想外のプラス気温で、、、

美曼パノラマパークにて

雪が少ないです

 然別湖コタン☆アイスダイビングといえば、
 マイナス20度と、ものっすごく寒い、ということが基本。
 ですが、ここ数年、タイミング的に気温もマイナス8度とか。

 しかし、今回は更におかしな天候で、
 なんと、プラス気温(汗)
 しかも、雪が少ないのです。

 道中はアスファルトが出てしまっていて、
 かつ「雨」が降る始末。。。
 あまり暑いと、コタンのアイスワールドに影響がでます。

 現地の皆さんも、
 気が気ではないでしょう(汗)

 人間とは、実にワガママなものですね。
 雪が降ると、早く春にならないかなと思っちゃいますし、
 夏は夏で、雪降ったら何しようとか。

 今回は「寒くならないかなぁ???」
 なんて、都合の良い願望でいっぱいでした。

う〜ん、雨が降ってきました

 鹿追町に入り、道の駅へ立ち寄り、
 そして、いつもの「しかめん」さんへ。
 大もりそばを食べました。

 皆さんは、人気メニューの
 「ごぼう天」を食べています。
 最近、お蕎麦がとても美味しく感じる年齢になりましたw
 
 さて、さらに山を登り、
 いざ然別湖コタンへGO!です☆

しかめんにて


○虎の穴ならぬ、ナキウサギの穴

急ぎ穴を開けるチャーリー

 事前の連絡の中で、ヨッチが安定の「ミス」笑
 然別湖ツアーは13日〜14日ということで進んでいましたが、
 14日〜15日と、フェイスブックに投稿してしまいました汗

 慣れているお客様は、基本的に影響なく(謎)
 スムーズだったのですが、問題は、、、
 然別湖ネイチャーセンターの皆さんでした(汗)

 20歳代から付き合いがある、
 ネイチャーセンターの”チャーリー”と”まっつ”
 どうやら14日???と、やや混乱。

 間違いを説明して(謝ったのは僕ですっ ヨッチめっ!)
 いそいそと「穴」を開けていただくことに。

 まぁ、なんとかなりました(笑)
 チャ〜リ〜ありがとね☆

 今年は、結氷が遅れ、
 コタンの準備も大変だったと聞いておりましたが、
 ここに来て、この変な天候。。

 せっかくのイグルーなどが、
 一部融けてしまっていたり。。

 今一度、キンキンに冷えてほしいですね。

 さて、タイガーマスクの「虎の穴」ならぬ、
 ポセイドン アイスダイビングの「虎の穴」
 とりわけ、然別湖なので「ナキウサギの穴」

 これから、かなり魅惑のアンダーザアイス。
 ドキドキしながら、穴あけ風景を見学。

 厚さは60cm
 デルタに切り出した瞬間、ボワっと、
 氷が浮くんです!
 
 ものっすごい浮力なんですよ。
 水と氷のお話は、以前書いたブログをごらんください。

 みんなで乗っかって楽しみました☆

はしゃぐ夏海

ダブルまっつ

皆勤賞の女優Aさん

じいじ

 さて、然別湖では、現在ビッグイベント
 「然別湖コタン」を開催中で、
 観光客でいっぱいです。

 なので、氷に穴を開けるという行為は、
 最新の注意と、管理が必要です。
 勝手に穴を開けたりしては絶対いけません。

 ポセイドンがアイスダイビングを行えるのも、
 然別湖ネイチャーセンターとの協力関係にあるからで、
 お忙しい中、特別に穴の管理契約をお願いしているからです。

 また、ダイビングはリスクを伴いますから、
 長く関わらせていただいている中での
 信頼関係で成り立っております。

 なので、アイスダイビングについての問い合わせなど、
 ネイチャーセンターさんに、行わないでくださいね。


○World under the ice

いざ、エントリー

 さて、穴も開いて、いざダイビングです。
 水中は、どのようになっているのか?
 楽しみですよね?

 いつもは、鹿追町やネイチャーセンターによる、
 特定外来生物のウチダザリガニ防除活動を、
 微力ながら潜水手取りサポートを行っています。

 氷の下で、ウチダザリガニは、
 どのようにしているのか?
 が、ポイントです。

 潜ってみると、秋口までの様子とは少し違い、
 活発に活動はしていないようです。
 隠れているのかも知れませんが、ようやく見つける程度。

 今回は、代わりに「ヌマエビ」が目立っていました。
 このほか、ワカサギなどもみられます。

ヌマエビ

 氷は二層になっていて、
 ゆっくりと凍った部分が透明部分。
 比較的速く凍った部分が白い部分です。

 また、氷の上には雪が積もっていて、
 光は穴の付近だけです。
 要するに、ナイトダイビング状態です。

 ライトが無いと、何もできません。
 今回、研修かねがね、夏海も参戦。
 インストラクターですから、それなりに立場があります。

 インストラクターたるもの、
 事前の学習と入念な準備が必要ということが、
 身にしみる研修となったことでしょう。

 要するに、、、渡したテキストを読んでいない。。
 ライトも小さく、電池交換もしていない。。
 ライト、前に渡したんだけどなぁ。。

 今回で、学んでくれれば、それでいいです。
 でも、学んでいなければ、次はありませんね。

 と、いうことで、
 このブログの趣旨は、主催者側の本音ですから、
 こういうことも大切なので書いてみました。

 さて、氷の下は、こ〜んな世界です。
 写真をごらんください!








 水中は、シルトがありますから、
 なるべく巻きあげない潜水技術が求められます。
 
 でもね、目的があって、スキルアップを行うということは、
 とても、意義があり、楽しく、生活が充実するんです。

 みなさんも、ぜひ、潜水技術を磨きましょう☆
 すごい世界をみることができますよ!


○夜の"ICE BAR"

ナイト然別湖コタンへ続く道

 さて、潜水の後は、
 お待ちかねの「温泉」です☆
 和みます〜☆

 そして、食事!
 今回は「ホテル福原」さんに宿泊です。
 食事はバイキングです!

福原さん

 美味しい食事が終わったら、
 いよいよ、お待ちかねの、、、
 アイスバー(ナイトバージョン)です♪

 水中の氷の世界の次は、
 湖上の氷の世界を楽しむわけです☆
 氷づくし、これが、然別湖コタン☆アイスダイビングです♪

 では、写真で様子をごらんください!





















 僕は、アードベックとメーカーズマークを飲みました。
 香ばしく、かぐわしいのが好きなのです。
 ですが、みんなに臭いと、、嫌われました。。。 

 堪能した後は、
 ホテルで飲み会です。
 もちろん、深酒は厳禁です。

 今回参加のお客様が、
 お孫さんが誕生されたということで、
 参加者一同より、素敵なプレゼント☆

 お酒と、日中の疲労感が、
 瞼を重く、おも〜くして行くのでした。
 
 さて、翌日の天気はいかに!! 



 つづく

 ※とかち鹿追ジオパークについてはこちら

コメント