Spawn front mount vs Single side mount


 11月1日(日)
 月日が巡るスピードが、
 年々加速しているように感じてしまいます。

 この間まで、夏のスクーバ合宿だったと思っていたら、
 実は今年もあと60日あまり。

 だね!!

 さて、そんな深秋の日曜日。
 風とうねりはありましたが、
 ぽかぽかとした、小春日和となりました。

 こんな日は、ダイビングです。

 夏海がNAUIスクーバダイバーコースを担当。
 私と、インストラクターの稲田さんは、
 積丹の海をリサーチダイビングでした。

サイズ調整中。

まずはやってみないことにはね。

 今回、潜水の目的は、

 最近、日本でも発売(現在在庫切れ)された、
 Apeks社サイドマウント用BC「WSX-25」
 が納品されたので、サイドマウントダイビングのトレーニング。

 もう一つは、14日前に確認した、
 茶津にいるアイナメ♂の卵保護のその後を見に行く。

 と、言うものでした。

とりあえず今日はいつものウェイトベルトも装着。

ホースの取り回しも考えないと(汗)

 まず、サイドマウントですが、沈船や洞窟へ侵入する際、
 タンクを背負うよりも横に抱えるほうが有利と言う理由で、
 1960年代に確立された潜水手法。。。らしいですw

 (慣れると)水平バランスなどの姿勢制御が良く、
 背中と腰への負担が軽減されるということで、
 数年前から日本でも、一部の間で行われてきました。

 らしい。

 NAUIジャパンでも、今年から、サイドマウントSPLをリリース。
 これは、東京のブランニューシー 角さんが手がけたオリジナルSPLです。

 昨年から、そのインストラクターワークショップに参加するチャンスは
 あったものの、社内外でのタイミングが合わず、今日に至るわけです。

 ポセイドンでも実施してゆく予定ですが、
  インストラクターは不在
  BCが在庫切れ
 と、言うこともあり、来年くらいからですね。

 従って、まずはトライ。
 細かいことは、やってみて修正。

まず泳ぎます。

1本でも、思ったより傾かない。

こんな感じにも。

いい感じです。

 写真のように、今回はタンク1本の
 シングルサイドマウントです。
 
 テクニカルダイビングではなく、
 一般的なダイビングの選択肢にしたいので、
 ポセイドンでは、基本的にタンク1本かな?

 タンクにセットするレギュレーターのホース、
 これの取り回しも、考えないといけないですね。

 バランスはとてもいいかんじでした。
 背中と腰も、そんなに辛くない。

 面白いです!

 
 サイドマウントに関してはこれくらいにし、
 14日前に確認した、アイナメの卵保護。
 その後、どうなっているでしょうか?

さっそくお目見え。

だいぶ発眼しています。

2週間前はこうでした。

 水路へ入る手前にいるアイナメは、
 卵が発眼しており、順調に育っているようです。

 
 水路の中にいるアイナメはどうでしょう?

2週間前は卵も1箇所のみでした。

こんな感じです。

いざ!

発眼していました。

これは別の卵ですね。

結構増えていますね。

さっそくガードに入りました。

お腹で抱えるように守りますね。

 予想通り、卵が増えていました。
 別のメスにも産卵してもらったのでしょう。

 卵を守ることはオスの役目。
 しっかりと、卵をお腹側で抱え込む、
 スポウン フロント マウントスタイルでした☆

 あと、数日で、ハッチアウトもあるでしょう。
 タイミングを合わせるのは、難しいですが、
 ひょっとすると、見られるかも、しれません☆

 晩秋に入れば、
 こんどは「ホッケ」の卵保護です。
 
 11月のダイビング、
 なかなか熱いです!
 
 とは言っても、
 水温は14度なので、ドライスーツでお越しください。

今回のバディです。

今回は45分の潜水です。

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