2014年5月30日金曜日

岐阜県ダイビング研修〜写真で見る社会科見学編


 さて、岐阜研修はダイビングの他に、もう一つ目的がありました。

 それは、、、

 社会科見学です☆

 岐阜県の歴史にふれ、そして産業についても見せてもらう、
 とても貴重な内容です。


愛知県ですが、犬山城です。

国宝指定の天守

岐阜駅には織田信長の像がある

金華山の山頂に岐阜城

岐阜城 復興天守

大垣城の近くにある湧水

美濃市 深和さんの本家

この道路はこの辺りで一番古いそうです

お邪魔してみました

歴史を感じます。別の部屋には刀傷も

歴史好きにはたまりませんよ!

うな丼と刃物の町 関市

美濃市の隣が関市で、うな丼が有名です

今回は辻屋さんにお邪魔します。

大鰻がいました

辻屋さんは切ってから焼くそうで、皮がカリカリ香ばしい

聞くと160年の建物との事です。

全てに歴史有りですね

昔の税対策で、入口が小さく奥に長い建物です

そろそろ焼けた頃ですね!

こんなに美味しいうな丼、はじめてでした!

関市も古いお店がたくさん。1803年創業って遠山の金さんが10歳位の時です

次はお寺へ行ってみます。北海道には竹やぶが無いので新鮮です

関市の善光寺にきました。

やってみました戒壇めぐり!

この提灯も歴史があるのでしょうね

鐘がありますね

歴史のある町は凄いです
  
刃物の町 関市。日本企業初の安全剃刀を作ったフェザー

ミュージアムの中は髭でいっぱい(笑)

なんかすごいね

ちょっと笑っちゃいます。。。

いろんな歴史が学べますね

バリカン

いろんなシェービング器機があります

ユーモアも、ありますね(笑)

関鍛冶伝承館へ

名刀鍛冶五ヵ伝の関伝。相当な歴史があります

関の風土が刀を作るのに適していました

日本刀を作る行程は、それはそれは大変です(汗)

これは室町時代の刀です。未だピカピカです

会社見学

ダイビングアイテムの村上商事。社内を見学しました(関市)

ナイフメーカーのG.SAKAI(関市)僕のナイフもG.SAKAIです

帰りに名古屋へ寄りアクアパッツァ(カメラハウジング)も見学

 と、言うことで、岐阜県の歴史と工場見学を行なってきましたが、大垣は水の町、美濃は和紙の町、関は刃物の町、岐阜は提灯の町と言うように、風土に合った産業が今も伝承されていることに、とても感心いたしました。

 また、愛知県ですが、名古屋にある山本工業所は、各有名オートバイメーカーの主要パーツを作成している凄い会社なのですが、アクアパッツァと言うカメラハウジングブランドも、この山本工業所で開発及び制作しています。

 
 工場内は企業秘密がぎっちりなので、写真撮影はしておりませんが、日本のものづくりは、過去も今も、高い技術を持っていると、改めて思いました。

 今回大変お世話になりましたダイビング器機のメーカーのリンクを以下に貼りましたので、是非、ご覧頂けたらと思います。

 ・村上商事 株式会社
 ・ガーバー サカイ 株式会社
 ・株式会社 山本工業所 アクアパッツァ事業部

 この度は、本当にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

 次はどこへ行こうかな☆

2014年5月29日木曜日

岐阜県ダイビング研修〜長良川編

長良川

岐阜県。

岐阜の由来は諸説ありますが、それはさておき、川に恵まれた歴史的地域であることは間違い有りません。

こんにちは。淡水も大好き、工藤です。

先日5月24日〜26日までの3日間、私は岐阜県へ研修に行って参りました。


岐阜県でダイビング?

湊町。灯台があり、ここから岐阜へ美濃和紙が運ばれた。

 海に囲まれた島国「日本」
そのなかで「海無し県」といわれている栃木、群馬、埼玉、山梨、長野、岐阜、滋賀、奈良の8県へ、ダイビングツアーとして行くと言うことは、なかなかイメージし難いと思います。

 ですが、ダイビングは海だけで行なわれているものではありません。湖や沼、川などでも、ダイビングは盛んに行なわれています。ご存知でした?

 アメリカでも内陸に住んでいるダイバーは、海へ旅行に出かける事ももちろんありますが、いつもは地元の湖などで潜っていますし、ポセイドンでも、然別湖や支笏湖などでダイビングを行なっていますよね?

 山梨県では本栖湖、河口湖、滋賀県では琵琶湖、岐阜県では「長良川」でダイビングが行なわれています。

 今回はその「岐阜県 長良川リバーダイビング」を行なって参りました。


研修目的は?

ニホンイシガメ
 
 自然と歴史のある国「岐阜県」には、木曽三川(長良川、木曽川、揖斐川)という一級河川があり、その長良川には、天然の鮎や、アユカケ、ニホンイシガメ、そして、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息しています。

 その長良川は、人の生活と密接に関わりあい、上手に自然と人間が共生、共存して行かなければならない場所でもあります。

 日常生活では見ることができない「水中」から、地域が抱える現状や、守るべき自然環境を直接的に見つめ、今後の共生、共存を考える。

 ダイバーにしか出来ない、だからこそダイバーに知っていただきたい、その「啓発、啓蒙」を、どのように今後行なうべきなのか?

 さまざまな地域の、潜水による取り組みを体験させていただき、北海道での我々の活動に反映させる。そういう目的で、今回、岐阜県にある「清流 美濃長良川ダイビングリゾート」さんに、お世話になってきた訳なのです。


和紙とうだつの町 美濃市

国の重要文化財である美濃橋

 長良川ダイビングリゾートさんは、岐阜県美濃市にあり、この町は「和紙」と「うだつ」で有名です。

 古い建物、街並が残る美濃市。長良川の横は「湊町」と言い、灯台も残っています。この灯台のある湊から和紙を、船で岐阜まで運んでいたそうで、その上質な美濃和紙を利用して、岐阜提灯が作られるとのこと。

 その交易などで成功した家は、家屋と隣の家屋の間に、防火壁である「うだつ」を作ったことから、成功したことを例えて「うだつがあがる」と言いますし、なかなかうまく行かない人には「うだつの上がらないやつだなぁ。」なんて言ったりもしますよね?
 
 美濃市は戦時中に岐阜大空襲から逃れることができたため、「うだつのあがる」街並を、今も見る事ができるのです。

 また、鮎や鰻などの漁業、鵜飼いなどもあり、町は「清流 長良川」と共に生きていると、実感した次第です。


長良川を潜る

リバーダイビング
 
 川と人がつながる長良川。いよいよリバーダイビングです。

 午前中は上流のポイントからエントリー、
 午後は美濃橋周辺でエントリーでした。

 水温は19℃、天候は晴れ。水位は下がっており、やや視界は低めであったものの、充分楽しめますし、心地よい涼しさを感じることが出来ました。

 水中は、川だけに流れは有りますが、それほどキツくない事と、対岸まで距離も適度な為、ゆっくり流されながら、ジグザグと40分程の潜水。最大水深7m、平均3.5mくらいです。

 淡水らしい魚がいて、ニゴイ、マゴイも。そして鮎が群れて泳いでいます。それはそれはとても見応えが有りました。

 ガイドの深和さんは、流れ、場所、などなど熟知しており、解りやすい解説で水中を案内してくれました。いやぁ、快適です☆

 さて、特別天然記念物オオサンショウウオはいるだろうか?

 もちろん自然の生き物ですから100%と言うことでは有りません。また、岩陰に隠れているので、全体像を見る事も叶わないかも知れません。。。


はんざき

石に残る鮎の食み跡

 半分に裂いても生きていたと言われるオオサンショウウオ。なので「はんざき」とも言われます。(諸説有ります)

 やはり、ここまで来たからには、「はんざき」を写真に収めたいと言う気持ちが強くなります。ですが、あいては野生動物です。しかも絶滅危惧II類。泳ぎながら次第に焦りが出てきました。

 心の中で、「また来るんだから良いじゃないか。。」など、焦る気持ちをなだめていた時、深和さんの左手が上がった。

「!!」

 近づいていくと、水中スレートに「オーサンショウウオ!」との文字。岩影へ目を移すと、、、

オオサンショウウオ

 動じる事無く、どっしり(ぬったり?)と、主のような顔つきの「はんざき」を見ることができました!

 今回はGoProで写しましたが、OM-Dを持ってくれば良かった〜(汗)と、少しだけ後悔(笑)でも、とても嬉しかったです。


上がってみると

きれいな景観

 きれいな水質に、様々な生物が生活しており、希少な生き物も住んでいる。そして、きれいな川と共に生きる人々の姿がある。

 その長良川が抱える問題点、対策も知ることができました。それは、

 ・オオサンショウウオの密漁防止に、目撃した場所のマッピングはNG
 ・釣り、漁業などとの事前調整

 心無い人から、オオサンショウウオを守る事も必要です。また、勝手に潜ってはいけないという事は無いにしても、同じく川を利活用する方々がいますから、お互いに協力し、事前に組合へ届けを出して潜っていると深和さん談。

 海と同じに、こういう調整、そして気持ちが大切なのです。

 ただ、もう一つ重大な問題を目の当たりにしました。

 それは、行楽客の放置した「ゴミ」の問題です。


出来る事は先ず知ってもらう事

楽しんだ後はゴミを持ち帰ろう。

 この日は日曜日。天気も良く、気温も高い。

 近隣のかたの憩いの場所でもある「長良川」なので、たくさんの行楽客が訪れていました。みなさんとても楽しそうです。

 ですが、ふと目を横にずらすと、BBQなどで出た大量のゴミが放置状態です。そこへカラスがやってきて、さらに散らばってしまうと言う、良くない事が横行しているようなのです。

 地元でも、様々な対策を検討中との事ですが、やはり自然の中で遊ぶのであれば、基本ゴミは持ち帰りです。

 どの地域でも行楽シーズンに問題になるのがゴミ。なかなか改善されないのもこのゴミなのです。


 今回の長良川での研修はとても勉強になりました。また、様々な生物を見る事ができたこと、その生活環境がとてもキレイである事。反面、人の手で守れるものを、人の手で汚してしまう事など、再認識することができました。

 我々ダイバーは、水中視点で見ることができます。

 私どもの使命は、先ず多くのダイバーに、長良川をはじめ、北海道の積丹、然別湖などの、きれいな水中世界を感動していただきながら、地域の抱える問題を共有し、一緒に考えてもらう事、そして、その情報を世の中へ発信し続けることなのだと思うのです。

 最後に、今回の長良川リバーダイビング研修の動画をご覧下さい。