枝垂れた昆布とエイリアンシンドローム の巻

5/6、天候は晴れ。

 本来は、石垣島へ渡っていた、2014年のゴールデンウィーク。
私の担当業務が立込んでおり、平尾店長がメインの引率でもありましたから、
今回は石垣を断念。

 札幌で、残務処理とマイデスクの整理を行ないつつ、また、NAUIスクーバダイバー認定コースの学科講習も担当し、GW最終日の6日。積丹町 美国へ行って参りました。

講習チームはビーチ、ファンダイビングはボートにて。

 ゴールデンウィークのファンダイビングは、3日、4日、5日、6日と四日間。1日も中止が無く開催出来たのは、本当に久しぶりのことでした。
 
 ゴールデンウィーク中のお話は、平尾ヨッチが書いている、ポセイドン公式ブログ「積丹☆潜水日記」にてご覧下さい。

 早いもので、2月〜3月のウィンターダイビングから、4月上旬の緑藻類による緑の世界、4月下旬から5月と、ワカメやコンブなどの褐藻類の世界と、あっという間に月日は流れて行きます。

 まだ、積丹の水温はぎりぎり一桁。9℃ほどですが、日々、水温は上昇しつつあります。寒冷地仕様のレギュレーターがおすすめですが、通常のものでも問題有りません。

 ただ、プランクトンの増殖など、様々な要因から、水中の視界は低く、あまり動き回らずのダイビングスタイルが基本となりますので、ドライスーツのインナーは、冬用のままでお願いいたします。さらに、様々な発見もありますから、近接撮影ができるカメラなどがあると、もっと楽しめます。

 今回は、その褐藻類の世界、
とりわけ「枝垂れた(しだれた)昆布」が目的でした。

しだれたコンブは迫力があります。

葉のフチと中肋は波うっている。

幻想的な風景(ファンタジックフォーカスにて撮影)

優しさを感じる(ファンタジックフォーカスにて撮影)

おもわず、海藻に埋もれたくなる。

 枝垂れた昆布、生い茂った海藻、豊かな海を実感させる水中世界。
そして、いつもとは違ったものの見かたが出来るのも、春の海の魅力。

 そうだ、エイリアンシンドロームってご存知ですか?


 私が、中学生の時に流行ったゲームですが、当時はおどろおどろしくて(笑)
いまでもたまに、思い出してしまうんです。

 そんな、エイリアンシンドロームを思い浮かべながら、
水中生物を見ると、、、

奇麗でもあり、謎でもある。

種を残す行為とはいえ、、、

UVライトで照らしてみたら。。。

ガンゼの管足は凄い数。

ノナの棘の根元は、人工的にすら見える。

いつも可愛らしいウリクラゲも、見かたによっては。。。

 いかがですか?

 どう見るか?どうとらえるか?は、あなた次第です。


 さて、積丹の春は、中望遠からマクロまでの撮影が面白い。動き回らない分、じっくりと観察する時間ができるんです。

 楽しかった60分の潜水。

 終了して、帰る途中に、これまた春限定の生物と遭遇しました。それは、、、カマイルカです。






 春の積丹、透明度と水温に慣れてしまえば、見所満載で、非常に楽しいです。
是非、みなさんもドライの準備、器材の準備を行なって、楽しい海へ出かけましょう☆

 Google+ ポセイドン5月のうみフォトはこちら。

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