海藻が織り成す緑の世界 の巻

海藻の繁茂をハイキーで。こういう水中も好いですね。

 つい先日の羅臼ツアーまで「ウィンターダイビング」として潜っていましたが、いよいよ春の「積丹・海藻の森ダイビング」に移行する季節となりました。

エゾヒトエグサ(ウスヒトエグサ)の繁茂。

  この日3月27日は、弊社年度始めのバタバタの中、どうしても、海藻の状態が見たくなり、ヨッチと二人、積丹へ”リサーチダイビング”に出かけてきました。

海藻のジャングルに潜むイトマキヒトデ。

  予想通り、このシーズンは、緑藻類が繁茂しており、とても美しい緑色に水中は輝いていました。

緑に燃えているようだ。

  雪解けも進み、そろそろプランクトンが増殖する季節。視界も低下の一途をたどりますが、それも海の表情です。カメラはクローズアップを主体にすると、とても幻想的な世界を映し出す事が出来るでしょう。

緑藻類のエゾヒトエグサと紅藻類のスサビノリ。

 丁度、この日は、まだ春濁りがやってきておらず、天気も快晴。水中はとてもきれいなコントラストを描き、夏には見ることができない、ファンタジックな世界に浸る事ができました。

フシスジモクが光合成していた。

  4月は緑藻類が織りなす「海藻の緑の草原」、5月から6月は、コンブやフシスジモク、エゾノネジモク、スジメ等の褐藻類が織りなす「海藻の森」を、積丹で楽しむことができます。

クローズアップしたエゾヒトエグサ。

  今までは、視界も悪く、水温も低い、そして、夏に見られるような魚影も無く、あまり注目していなかった事も有りましたが、大いに反省。。。

 こんなに素晴らしい世界がある北海道の海、気持ち次第では、今がシーズンと言っても過言ではありません。

とても気持ちが和む緑。

  四季がはっきりしている、日本の海。特に北海道の海は、水温も、水中環境も、四季により、全く違う表情を見せてくれるのです。

 ダイバーであれば、潜らずにはいられませんね。

この日はまだ春濁りが来ていなかった。

  まだまだ水温は3℃から5℃くらいかも知れませんが、保温効果の高い、専用のドライスーツインナーと、寒冷地仕様レギュレーターがあれば、問題無く50分間を集中して楽しむことができます。

 北海道の醍醐味「Subarctic Diving in Spring」を、一緒に楽しんで下さい。

愛らしい4mmほどのホテイウオの子供。

 追伸:4月は消費税率変更の時期。
現在、価格表示の変更に追われています。。。
ホームページの一部も変更する予定です。がんばります!

現在、作業進行中です。

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