2013年2月19日火曜日

"Crazy" Ice Diving in Lake Shikaribetsu-Kotan


北海道のダイビングスクールって、冬、何してますのぉ???
そんなこと、僕が聞きたい。

なんてぇ〜♪

働いてますよ! わりと忙しいんですよ。
除雪が。

と、言う事で、巷では「流氷ダイビング」が話題になる今日この頃。
流氷ダイビングはとってもキレイで、幻想的かつエキサイティングなアクティビティです。ただ、札幌から現地へは結構な距離ですし、ダイビングツアーとしてはコストがかかる現実があります。

ポセイドンと致しましては老舗であり信頼ある「知床ダイビング企画」の関さんの所をご紹介しております。羅臼ですが、すっごく良い所です!
また、流氷ダイビングは「いるかホテル」さんをご紹介しております。
是非、秋〜冬の”知床”を見て欲しいと思います!

おっと、そうそう。今回は然別湖のお話ですね。
前述のことから、冬のイベントをポセイドンでも考えていたのですが、もっと気軽に参加出来る内容は無いものだろうか???

札樽自動車道は吹雪です。


そうだ!然別湖へ行こう!

然別湖コタンに到着です!


然別湖はザックリ言うと帯広の上。
札幌からは高速道路を利用すれば約3時間半で到着する近い場所です。
しかも、今時期は「然別湖コタン」と言って、氷で出来た氷上露天風呂やアイスロッジ、アイスバーが楽しめたり、スノーシュー、スノーモービル、クロスカントリー、etc、自然を満喫出来る様々なアクティビティが用意されています。

アイスバーは日中、アイスカフェになっています。


この然別湖は”完全結氷”する湖です。
札幌近郊の支笏湖や洞爺湖は不凍湖なので、冷水ダイビング。アイスダイビングは出来ませんから、然別湖に白羽の矢を立て、今回の企画に至った訳です。

イグルーが建ち並んでいます。


○然別湖コタンの醍醐味「ICE Bar」
イベント性と楽しさを高くする為には、潜水だけではいけません。もっとTOTAL的に楽しめなければ意味がありません。然別湖コタンは、潜水ポイント周辺にホテル、温泉、バー等が揃っていますから、とても快適です。

アイスロッジのスイートにて。

氷のチャペル。

中でも氷で出来たICE Barは格別です!
ホテルで温泉に浸かり、美味しい鹿追町産ホエー豚のしゃぶしゃぶ食べ放題に舌鼓をうち、その後暖かい格好(スキーやスノーボードみたいな格好でOK)で、氷で出来たICE Barへ突入♪

これからホエー豚のしゃぶしゃぶです♪

アイスバーで色々飲みます♪

夜の然別湖コタン。

とにかくオシャレです♪

氷の芸術ですね。これは。

周りの気温はマイナス15℃ですが、氷のバーはそんな寒さを感じさせないくらい陽気かつオシャレな雰囲気。地元のミュージシャンによるライブも、併設のアイスホールで開催されており、沢山の観光客でにぎわっています!

最高ですよ♪

○日本らしからぬ風景がたまらない!

イグルー(アイスロッジ)

さなぎ状態の安達さん。

イグルーって知っていますか?
かまくらではありません。が、近い存在です。
凍った湖の上に、イグルーが建ち並び、大雪山系の雄大な自然と重ねて見てみると、なんとも言えない感覚になります。

そのイグルー(アイスロッジ)で、寝る事も出来ます。今回は特別なシュラフをお借りし、宿泊体験も実施!もちろんリタイアも有り(笑)
僕はシュラフの数から、ホテルに泊まりましたが、部屋から監視してました(笑)
泊まりたかったなー♪ なんてね(笑)

あと、然別湖は星が近いんです!
夜は星空を見るのも良いですよ。写真は鎌田さんから戴きました!

すってき〜☆

ホテルの窓から。天気が良い!!

○クレイジーなアイスダイビング

エントリーホール。

潜降開始です。

ライトは必須です!

さて、アイスダイビングはと言うと、しっかり準備とトレーニングが必要な世界だと思います。隠さずお話いたしますと、海とは全く異なる世界で、リスクも高いのです。
まとめると、
  • 淡水なので、器材が凍結しやすい
  • 出入り口は、このホール1カ所のみ
  • 湖面は完全結氷で閉ざされ、水中は漆黒の世界
  • 光はホール(穴)からしか差し込まない
  • シルトが巻き上がり、視界も低い
  • 中層では浮力の感覚も麻痺し、かつ失見当識になる
  • ロープ(信号索)ライトなど、持ち物が多い
流氷ダイブを多く経験されたお客様も、リスクが高いので、その認識と入念な準備が必要とおっしゃっていました。全くその通りだと思います。

WHITES師弟

表面がすぐに凍り始めます。排気の泡が凍ってる(笑)

天候により、エキジット後、ドライスーツはバリバリに凍り、髪の毛も凍ります。アイスダイビングはいつもの潜水以上に、潜水前、潜水中、潜水後全てに知識、技術、安全に対する姿勢が必要となるのです。

信号索(命綱)は必須。今回はY字ラインで潜降。

北海道のダイビングスクールとして、これ以上無いくらいのトレーニングを開催する事ができると言う事で、スキルを磨く上で非常に魅力的な活動でもあるのです。

もちろん、リスクに対し対策もあり、また、活動する範囲は氷直下で、かつ命綱である信号索を付けていますから、必要以上に怖がることも要らないのです。
アイスダイビングの醍醐味は、
  • 札幌近郊のダイバーにとって、身近かつ特別なダイビング
  • 氷の天井に逆さまになれるのは宇宙飛行士とダイバーくらい
  • 技術力と知識の向上
  • 達成感が高い
  • たのしい!!

排気の泡に注目!下に落ちています!

本当はこうでした(笑)

めちゃめちゃ寒いことはありません。

アイスダイビングは、地域も季節も限定。しかもダイバーにとっても器材にとっても過酷な環境です。言葉を悪く言えば、なめてかかると相当痛い目にあう活動です。
だからこそ、初心を振り返ることができ、スキルもアップできるのです。

○シェルドライだとキツい???
水温は1℃で、辛うじてプラスです。
でも、考えてみて下さい。あと1℃以上下回ると、淡水は凍ります。
ホールも、二日目の朝には5cmの厚さに凍りついていたくらいです。

翌日のエントリーホールの氷です。一晩でこうなります。

塩分が無いので海水以上に凍りやすいのです!
レギュレータは基本的にフローしてしまうと思っていたほうが良いでしょう。
これは寒冷地仕様でも同じです。
では、スーツは特殊なものでしょうか?
実は、僕が着ているのは「ファブリックタイプ」と言って、薄い生地です。スポンジゴムではありません。でも、寒くなかったですよ♪
僕の装備は、

気軽にバディに装着を手伝ってもらいましょう。
  • WHITES フュージョンバレット ドライスーツ
  • WHITES サーマルフュージョンアンダーガーメント(インナー)
  • WHITES MK3ソックス(寒冷地用インナーソックス)
  • BREAKER OUT 3mm ドライフード
  • BREAKER OUT 5mm 3フィンガーミトングローブ
です。暖かいコツは、寒冷地仕様の専用インナーを使う事です。
かえって、窮屈に着込みすぎたほうが、動きづらく寒いのです。
汗も吸水&撥水するインナーでなければいけません。コットンの下着は汗や結露を吸うだけなので、結果それが冷えて体温が奪われます。

日差しと重ね着は汗もかきます。それが体を冷やす原因となります。

着込めば良いとか、安い物で重ね着と言う事は、結果的に「安物買いの銭失い」かつ貴重な体温を失う事になる訳です。重ね着と言う概念を無くす事をお勧めします。

○今すぐまた潜りたい!!!
と言う事で、もっと楽しく書こうと思ったのですが、真面目なブログになってしまいました。しかし!正直言うと、今すぐにでも、アイスダイビングを行いたいくらいです。
かなり楽しかったのです!

楽しくてばんざいしちゃいます♪

記念撮影

記念撮影2

楽しみ方は人それぞれですが、興味がある方は是非次回参加してみて下さい!
面白かったので、今後は冬の風物詩に加えようと決めました!

本州の方も、札幌へ一旦入り、僕らと一緒に行きませんか?

謎!左が”フジコ”と言います(笑)

謎ですね(笑)手前のもっこりが。。。

見るものすべてが氷の世界!

ネイチャーセンターさんと風水さんに感謝!

終了後アイスカフェで乾杯

最後に、今回の氷の世界を体験してみて、僕の頭の中では、
窓の外ではリンゴ売りぃ〜♪
まいにぃ〜ちぃ〜吹雪吹雪♪氷の世界ぃ〜♪
と「氷の世界」がぐるぐる回っていました。
もちろん、井上陽水、、では無く、
筋肉少女帯がカヴァーしたほうの曲です(笑)
ググってみてね(笑)


2013年2月4日月曜日

上京ふたたび、そして小田原遠征の巻


1/31に、ダイブビズショーから一度札幌へ戻り、翌日は札幌科学技術専門学校で、潜水士の授業を行い、その後、悪くしていた上顎洞の処置としてかかりつけの口腔外科で切開。痛み止めと抗生物質を手に、そのまま上京したのでした(笑)

今回は2/2の第14回潜水医学講座 小田原セミナーを聴講することと、
2/3のCONE(自然体験活動推進協議会)学校支援指導者養成講座の受講を目的に、
再び上京した訳なのです。

どちらも、今後の活動に必要なセミナーですし、特にCONEの講座は、今回の講座が最終となるため(制度の変更があるため)ちょっとハードでも参加したかったのです。


上顎洞は、完治しないと然別湖アイスダイブでは氷上係になってしまう(汗)
でも、抗生物質を信じつつ、天王洲アイルからJR品川駅へ。
そして東海道線に乗り、初めて”小田原”へやってきました♪


現地では、いつもお世話になっているH中さんと待ち合わせ、まずは食事♪


相模湾産の”アジ”を使ったちらしを食べてみましたが、美味しい!
土地〃で食べる新鮮な海の幸は、本当に笑顔がこぼれるものですね♪


ふたりで、小田原市民会館を目指していると、なんだか道路が複雑です。
城下町だから?弘前もそうだったので、たぶんそうに違いないです!

会場へ着くと、いつもお世話になっている、JCUEのデューク山中閣下、早川姉さん、シーボウルの中村さんがいて、手招きされました。

ただただならぬ事だろうか!?

横に座ると、早川さんから”おやつ”を戴き、デューク閣下からは、今後のJCUEの活動についてお聞きしました。デューク山中閣下は、今はPADIですが、もともとNAUIで、僕が受講したITCのディレクターなので、基本”従います”(笑)


さて、H中さんと前の方の席に座り、聞く気まんまんの姿勢をみせる。
が!しかし!
風邪薬も飲んでいて、既に眠気もまんまんです(汗)ピンチ!

NPO法人 MINDER 理事長の西村さんのご挨拶から始まり、
・各種潜水における減圧障害:自衛隊中央病院 鈴木信哉さん
・航空機船外活動による減圧症:JAXA 航空宇宙医師 嶋田和人さん
・潜水事故の傾向とその原因を考える:DAN JAPAN 野澤徹さん
・レジャーダイバーの減圧症発症誘因:(株)オルトメディコ 鈴木直子さん

と言う内容です。

なかなか専門的なお話ですが、コースディレクターとして知っておかなければならない事だと思います。ざっくりと、印象に残った内容は、
・素潜りでの減圧障害や舌咽頭空気吸入法による空気塞栓症の可能性
・エアラインよりも高く飛ぶ偵察機は減圧症が報告された事もある
・統計上、中高年の男性に事故が目立つ
・減圧症の発症誘因として、地域差も考慮し研究を行う
と、言う事でした。

正直、落ちちゃった所もありましたが(ごめんなさい)、とても勉強になりました。

このセミナーは、最新の研究や、注目すべき所を発表し、ダイバーに、継続的に潜水医学に興味をもってもらう事で、安全に対する姿勢を高揚する事が、一般ダイバー向けに開催している趣旨と、私は捉えております。

お聞きした内容を、自分でも更に学び、質の高い潜水講習を目指します。


セミナー終了後、懇親会へ出席する予定でしたが、切開した傷口が病んでいたので、残念ですが辞退し、H中さんと1893年創業の「だるま料理店」にて食事をし(アルコールはNG)、抗生物質を投与するのでした。


お店は、関東大震災で倒壊したのち、ブリの大漁で得た資金で、昭和元年に建て直したとの言。何と、国登録有形文化財でもあります!


人気の”天丼”を注文しましたが、なかなか味わい深い。
濃い口に慣れているせいか、薄口で、上品な中にも、後味がしっかり。
これが歴史というものか。


昨年末の、東京でいただいた”駒形どぜう”に次いで、歴史のある料理です。
最近、歴史づいています。


小田原城は、興味があったのですが、時間もありませんので、また今度。
お土産を買おうと思い、ふと思い出したのが「小田原ういろう」
実は大好物で、1本まるまる食べちゃうくらいなんです。

歩いていると「ういろう調剤薬局」が!
ういろうは、元々薬で、お菓子のういろうは後々のもの。
入ってみると、小田原ういろうが売っていて、奥には調剤薬局!
そしてその前は喫茶店になっていました!凄い!

もちろん、お土産を買いました。
ういろうは、名古屋が有名ですが、実は全国に名産地があって、
小田原の他、名古屋、山口県にも。

何と、小田原ういろうは、もともと京都が本家。約600年ほど前に、北条早雲に招かれて、小田原でういろう作りを開始、京都本家が衰退したのちも、小田原で作り続けて、今に至る訳です。

ううむ、、ういろう恐るべし! 歴史的食べ物、上には上がありました。。。


小田原と言えば”蒲鉾”も有名です。


小田原提灯がきらびやかです。ここで内閣総理大臣賞受賞の、イサキ(魚の名前だよ)の蒲鉾をゲット!札幌へ戻ったら、多分上顎洞も良くなっているはずなので、ビールと一緒に戴くとします!!


H中さんと握手をかわし、東海道線にて品川へ、そして天王洲のホテルに到着。
小田原は、また行きたいですね。次こそは名城「小田原城」を見てきます!


2/3は、お昼から東京海洋大学にて、CONE学校支援指導者養成講座です。
私はCONEの指導者資格を持っているので、今回の約3時間、講義を聞くと、
文科省が提示した指導者養成カリキュラムの内容を網羅した事になり、
「自然体験活動指導者」として登録されるのです。


今、北海道大学等で、スノーケリングの講師を行っていることや、国際英語村等、まさしくこのノウハウが活かされる訳で、これで、もう少し濃い体験活動を組み立てられる様になるはずです!(厚東先生、がんばりますからね♪)


内容は、ダイビングインストラクターだけ行っていても、聞く事が無かったと思いますので、本当に有意義でした。

CONEはいままでの自然体験活動指導者制度(リーダー等)を、国立青少年教育振興機構と連携し、新しい指導者制度へ移行してゆくこととなりました。

CONEリーダー資格+今回の講座で、自然体験活動指導者に登録される事は、新しい指導者制度に変更となった時に、資格がそのまま移行されます。そのための、最終的な講座だったので、これでひと安心です。


ダイブビズショーから始まり、NAUIセミナー、小田原セミナー、CONE学校支援指導者講座と、なかなか濃い6日間でした。

お会いした皆さんとのご縁を大切にし、また、インプットしたセミナー内容を反芻し、良い形でアウトプット出来る様に、これからの業務に努めてゆきたいと思います。

ありがとうございました!!