残念ながら、中止でした(汗)

こんにちは!
久しく潜っていない、ポセイドン工藤です。
ここのところ、デスクワークばかりしています。とは言え、たいした事行っていませんが(汗)

さて、土、日で実施するよていでした藻場再生プロジェクトの一環である
「ウニの移植作業」

残念ですが、両日ともに荒天のため現地から中止。。。
こればかりは仕方が有りません。

次に期待です。

で、どのような事を行うかと言いますと、前回11月のときの写真ですが、




ダイバーがウニを採取し、船上の漁師さんへ渡す。
ただし、大切な資源のウニが悪い訳ではありません。

海藻は有性世代の遊走子が岩に付着して、皆さんよくご存知の葉の形に成長します(無性世代)
コンブ等の海藻は生活史が二世代あるんです。

これはクラゲもいっしょ。
浮遊する世代と底着する世代とあるんですね。

さて、その岩に付着し成長し始めた海藻を、ウニ等が食べてしまうため、海藻が増えずらいと言うお話もあります。

沢山海藻がある環境でしたらバランスが良いのでしょうが、今のような磯焼け状態ですと、食べ尽くされてしまうこともあるのかもしれません。

なので、春先の繁茂に向けて、漁期の終わったウニを、そぉっと別の場所に放してあげる訳です。
で、ウニが引っ越しをした後の藻場を、状態の追跡調査を行ってゆき、効果を調べます。

ということで、ウニの移植(お引っ越し)作業は今後も続きます。
もちろん海の状態次第ですが、冬でも潜ります!



ときには、こんな大ダコにも出逢います。
北海道はミズダコかヤナギダコと言う種類がみられ、
ミズダコはタコの中でも特に大きな種類です。迫力満点!
タコって良く食べたり、絵を描いたりしますが、本当の姿を直接マジマジと見た事は無いですよね?
お刺身等での「タコの頭」。。。本当はタコの胴体部分だって、知ってました?(笑)

と、言う事で、今回は中止でしたが、また実施しましたらご連絡致します。

今後の海藻追跡調査ですが、これは繁茂状態、大きさ等を野帳という水中メモに記入し、定点観察として、決まった場所を決めて、写真撮影!を行います。
同じ場所でも違いがわかりますので、かなり楽しい作業です。

この追跡調査ですが、参加方法はまず。
  • アドバンス認定を受けて、自分とバディで潜り慣れる事!
  • ポセイドンで開催しています藻場再生スペシャルティコースに参加!
藻場再生スペシャルティは
  1. ガイド無しでもナビゲーションを行って、正しく往復出来るように練習
  2. 海藻の見分け方(水中で)の練習(コンブとワカメの違い、わかります?)
  3. 写真の練習を行います。
これで、あなたも「ほっかいどうエコダイバー」ですよ! 

ただ知るだけではなく、環境保全に直接的に関与出来る事がポイントです!
このスペシャルティは来年いよいよ始動!
是非とも、一緒に北の海を考えて行きましょう♪

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