2016年9月24日土曜日

プロフェッショナルなインストラクター


 私はプロフェッショナルなのだろうか?

 先日、お世話になっている大学教授のフェイスブックに、
 プロとアマについての投稿があった。
 
 「プロとアマとの間には,絶対に超えられない暗くて深い溝がある.
  それをわからずに,アマがプロのフリをするのは,
滑稽を通り越して哀れである.」

  本来の意味では、単純に、
 「その分野で生計を立てている」
 これがプロフェッショナルである。

 しかしながら、人々によるプロの評価は必ずしもそうではない。
 これも単純に、お客様の利益への貢献に対するものである。
 「クライアント インタレスト」への達成度が価値なのだ。

 この事からも、プロは
 「プロフェッショナリズム
 を、問われる事になる。


 ●スペシャリスト、エキスパート:ゼネラリスト



 たまに、プロフェッショナルとスペシャリスト、エキスパートが、
 混同されて議論されてしまう事がある。

 スペシャリストとは、特定の事に対し、知識や技術を深めた者であり、
 エキスパートは熟練者を指す。
 したがって、より専門的な経験も必要となるため、時間とコストがかかる。

 プロフェッショナルは、意識と決意、立ち振る舞いなので、新人でもできる。

 したがって、プロという言葉の定義でいうと、
 その分野で生計を立てている、プロのスペシャリストも存在すれば、
 その分野で生計を立てていない、アマのスペシャリストも存在する。

 これだけでは、お客様にとって、生計を立てていようが、いまいが、
 スペシャリストとしてのサービス提供を受けるだけなら、
 どっちだっていいことになる。言葉を悪く言うと「どうでもいい」

 ちなみに、ゼネラリストとは、役員や経営者、管理職など、
 事業家やマネジメント業を指す。
 もちろん、プロのゼネラリストも存在する。

  
 ●意外なプロフェッショナル


 
 プロというと、その生業で生計を立てる。
 したがって、利益を生むために仕事をする。
 と、思われることが多い。結果的にはそうなるけれど。

 でも、意外とそれは直接的ではなく「間接的」なのだ。

 コストと利益を一番に考えるように、会社では言われる。
 それは正しい。正論である。

 しかしながら、プロフェッショナルとは、
 クライアントインタレストファースト。
 顧客利益のために結果を出すことが大切なのである。

 そして、提供するサービスや商品は、最高品質を目指し価値を最大化する。
 そのために必要なコスト(手間ひま、費用)を惜しんではならない

 そして、結果を出さなければ、その間の労力などは決して評価されない。
 評価を期待してもいけない。必ず結果を出すことが重要である。

 要するに、提供するものは、一流を目指し、顧客利益に寄与する。
 これに尽きるわけで、価値に対し対価を頂戴し、生計を立てる

 もちろん、顧客の要望が間違っている場合や、
 モラルに反すること、安全に対しての指針に反する事は、
 決して受け入れられない。

 提供するサービスなどに、自信と誇りを持って当たる事が前提なのだ。

 したがって、
 我々の利益は、顧客満足なくして生まれる事がないのである。


 ●プロとアマは決意と覚悟が違う


 
 前述の事を考えながら事に当たっても、毎回結果が得られるものでもない。
 取り巻く環境、社会背景、顧客の要望は千変万化。
 失敗はもちろん発生するが、立ち止まるわけにもいかない。

 会社からはコストと結果をもちろん問われるわけだし、
 労力に対する価値も問われる。
 それでも、目標を高く見定め、進むしかないのだ。

 それに対する苦労も、手間ひまも、評価対象ではない。
 それでもプロセスは重要なので、自分の中でPDCAを回す。

 そうして、お客様に満足してもらえる企画を立案し、
 そのために社内で決済をもらうため、周りに理解してもらいながら、
 サービス内容を実施し、結果を残すように努力する。

 そして、結果を残し、価値に対しての対価をいただく。
 これを会社の売り上げとし、会社の目的や目標へつなげる。

 会社は複数の人間で構成される。
 いろいろな細胞が機能する「いきもの」なのだ。
 したがって、異なった意見も大切であり、それも「機能」である。

 会社はどこへ向かうのか?
 具体的に、どういう会社にしたいのか?
 これは社長と役員が、社員へ丁寧に話さなければならない。
 これができない会社は、瓦解し、淘汰される。

 その目標へ向けて、社員はそれぞれ誇りを持って「機能」する。
 売り上げは「社員」が働いて持ってくるのである。

 そのために、いかにお客様の利益を達成するか?
 その結果が会社の利益となり、社員へ分配される。

 社員にとって、会社の利益は自分の利益、
 自分の利益は「お客様の利益」なのである。

 理想と現実の狭間で、結果が出るまで諦めない「決意」
 様々なリスクを受け入れる「覚悟」
 プロフェッショナリズムを持って、事にあたる。

 それがプロとアマの違いなのだろう。

 
 ●スクーバダイビング講習のプロとアマ



 先に述べたように、アマでもスペシャリストは存在する。
 しかし、これは、担当インストラクターの経験、熟練による、
 有益な情報提供などがメインの利益となる。

 したがって、経験の浅い「アマ」のインストラクターは、
 お客様へ有益な講習ができないことになる。
 
 しかし、プロフェッショナルな講習は、そうではない。
 プロの講習は、クライアントインタレストファースト。
 包括的な、お客様の有益性がメインである。

 なので、講習品質も一流、最高を目標とし、
 ダイバー認定だけではなく、その後のダイビング活動も視野に入れ、
 そのために、コストを惜しんではいけないのである。

 そのコストは、会社が請け負うのだ。
 したがって、プロフェッショナリズムを持った、
 新人インストラクターも、トレーニングによって講習を行える。

 また、講習を行う上で、バランスが必要であり、
 認定を行うまでに、お客様の時間を頂戴し過ぎは、
 お客様の不利益となる。

 時間をかければ「コストを惜しまず丁寧」とは、ならないのである。

 包括的に捉え、最適な方法を考えて講習する。
 

 さて、この業界、スペシャリスト至上主義であり、
 極論が横行しているように見える。
 それでは、若手は自信を失くすだろうし、上を目指さない。
 

 ●手抜き講習


 
 手抜きの講習をしている!と、フェイスブックでよく見かける。
 確かに、プロとは言えないインストラクター、ショップもある。
 
 よくないことである。

 しかしながら、お客様のことを考えると、
 標準的な講習を受け、認定を受けたとしても、
 旅行先で上手に潜れないことだってある。

 人間は、環境の変化、周りからのプレッシャーに弱いのだ。

 講習では標準的に行えたことも、できなくなることがある。
 また、人の記憶は曖昧で、習った内容も忘れることだってある。

 手抜き講習を受け、不利益を受けたダイバーはかわいそうであるが、
 手抜きではなかったとしても、上手に潜れないこともある。
 
 要するに、すべて手抜き講習とは言えないのだ。

 手抜き講習は撲滅すべきだが、
 極論で人を悪く言う前に、
 自分のプロフェッショナリズムを高めるべきではないだろうか?

 ヘルスチェックや、チェックダイブ
 それによって、潜水可能か、限定的な活動に留めるか、潜水不可か。
 
 ダイビングサービスがこれに当てる余裕がない場合は、
 お客様の技術レベルではなく、サービスのキャパの問題である。

 プロとして、お客様に正しく自己認識をしてもらう。
 それは、インストラクターだけの役割ではない。
 すべてのプロダイバーの役割である。


 ●自分はプロか?



 最後に、自分自身、プロフェッショナルなのか?
 正直、まだまだだと思う。精進しなければならない。

 しかし、この業務を一生背負う「決意と覚悟」はある。
 
 あるからこそ、まだまだだと、思うのだろう。

 講習も、自分の目標や理想に対しては、まだまだ未熟である。
 
 ついでに、今の立場は「事業推進本部 本部長」
 プロの「ゼネラリスト」を目指さなければならない。
 けどね、実際は、「スペシャリスト」なんだよね。

 今の現状で、スペシャリスト集団から身を引くのは、
 誰も得をしないんぢゃないかな???
 
 やっぱり、定年まで「スペシャリスト」として、
 会社に貢献することにしよう。
 
 そうそう、本当は、プロのインストラクターは、
 潜水器材の購入を勧めるし、販売します。
 と、いうことを書きたかったんです。

 今度はそれを書こうと思います。

2016年9月21日水曜日

2016年の夏を振り返って。<スクーバダイビング合宿>


 弊社ダイビング事業部における主要業務の柱、
 「学生向け潜水教育」は、
 今年も無事、終了しました。

 昨年までは、インストラクターの頭数もあり、
 理想で12名、最大18名でした。
 
 今年は2名のインストラクターが加入し、
 20名〜30名までの受け入れが可能となりました。

 スクーバ合宿で10回は開催できますから、
 最大でも総合的に300名受け入れ可能です。

 今年は8回の開催、全体で126名の参加、
 そして、違う学校同士の学生交流も行えました。

タンクだらけ。。

 いつもこの手のブログは、どんなことを行ったとか、
 食事はこうだったとか、ありきたりの内容なので、
 今回は、学生交流ということをメインに書きます。

トリムも上手。

 ポセイドンで開催しているダイビング合宿は、
 基本的に学校の授業の一環であり、
 授業ではなくても、学校のパンフレットに掲載される取得資格。

 したがって、打ち合わせ段階から、
 1つの催行に付き1校という固定観念がありました。

EANxの学生合宿は今回初でした。

暑いです。

生物に興味津々。

イシダイがw

楽しんだかな?

 しかし、考えてみると、そういう取り決めもなければ、
 学生同士の交流の場として関係を深めることは、
 学生が社会へ出た時のつながりになるはずです。

クドちゃんの朝ごはん。

朝食風景

 学生にとって、この3日間、同じかまどの飯を食べ、
 潜水トレーニングというユニークな「壁」を乗り越え、
 違う学校、違う学部、違う出身地の話で刺激を受ける。

 そして、最近は、LINEでコミュニティーを作るらしいです(汗)
 僕は、LINEをやっていませんが、
 ぜひ、終了後も「同期」として情報交換してもらいたいですね。

 今回の合宿では、
 ・科学技術専門学校と北海道エコ動物自然専門学校
 ・弘前学院大学と北海道大学
 ・弘前大学と東海大学
 ・東海大学と北海道大学

 が、合同で混ざり合いました。
 学生たちって、知らないうちに仲良くなっていて、
 見ていても、実に気持ちの良い感じです☆

札幌科学技術専門学校1年

科学技術専門学校2年と北海道エコ、東海大学

北海道大学

北海道大学と弘前学院大学

東海大学と弘前大学

東海大学と北海道大学

 僕が担当し始めた20年前は、
 まだ、お酒とかもゆる〜い時代で、
 ここだけの話、先生、学生、スタッフの「飲みニケーション」

 良くないことですが(汗)
 飲んで、飲まされ、つぶれることもありました。
 そういうコミニュケーションが主体だったんです。

北海道ハイテク導入初期の頃に参加したH子ちゃん。

 なんと、その飲みニケーション時代の子が、
 海に遊びに来てくれたり☆
 本人は変わっていないけど、二児の母親とは!

 時代が変わり、
 今となってはもちろん「禁酒」です。
 未成年は当たり前ですが、スタッフも禁酒です。

 ダイビングの合宿であるということもありますが、
 夜中、学生に何かあれば、スタッフは運転も含め、
 すぐに行動しなければなりませんし、朝食は5時から調理です。

 本当は、地元の居酒屋へ行きたいところですが、
 我慢の2ヶ月間です(笑)

 話は戻りますが、
 今の学生は「飲みニケーション」ではなく、
 普通に会話を楽しんで、仲良くなっています。

 飲まなくても、仲良くなれる。
 素晴らしいなぁ☆

 でも、二十歳を超えて、別の機会があれば、
 ぜひ、飲みニケーションも、楽しんでほしいですね。
 
 その時は、誘ってほしいなぁ(笑)
 (誰も誘ってくれないので。。w)

今季最後のスタッフ写真。

2016年9月16日金曜日

2016年の夏を振り返って。<スノーケリング実習>


 2011年からスタートした、北海道大学教育学部 体育学スノーケリング。
 今年で6年目となりました。

 今季は、北海道大学内のプールが改修のため使用できず、
 いつものプール授業はありません。
 したがって、臨海学校のみ、3回実施となりました。

 今までと違うのは、
 プールにて、フィンスイミングの基礎を行っていないこと。
 なので、どのように実施するのか、内容の再構築が必要でした。
 

 ただし、この体育学スノーケリングの基礎ベースは、
 「海難防止」である限り、単なる体験スノーケリングではありません。
 
 日中の実技は、スノーケリングの初期導入ポイントを重点的に行い、
 夜の座学は、安全管理と危機管理についてを実施。
 
 そして、昨年までとは全く違う点として、
 スノーケリングベストの着用を意識づけることでした。


 昨年までは、フィンスイミングを4コマプールにて実施していたので、
 海に出る前に基礎は出来上がっていました。

 今回は初めてのスノーケリングという学生が多いので、
 スノーケリングベストの着用は絶対的です。
 
 また、単独行動ではなく、グループでの活動を意識付けました。


 海上保安庁による、平成27年版 海難の現況と対策では、
 スノーケリングの事故は年々増加し、平成23年では34人に対し、
 平成27年では82人となっています。

 特筆しておきたい内容として、
 事故者数に対し、行方不明・死亡数が過去5年平均56%と高いことです。
 
 また、単独行動での事故は、行方不明・死亡の割合が、
 複数行動に比べても高いことが言えます。
 ※平成27年版 海難の現況と対策


 私たちの使命は、
 学生たちのこれからにおいて、
 スノーケリングなどでの海難事故を防止することです。

 授業ではありますが、
 これからの人生で、きっと役に立つ。
 そう思いながら、臨海学校を実施しています。




 実習では、スノーケリングだけではなく、
 ペットボトルを利用したレスキューも実施しています。
 
 この、濃厚な二日間、
 いい想い出になってくれたらいいな。

 そうそう、担当の厚東准教授からご連絡があり、
 なんと、このスノーケリング臨海学校、
 2014年、2015年と、学生の授業評価が一番に!

 北海道大学では、全ての授業や演習で、
 必ず学生から評価を受けるとのこと。

 その中で、スノーケリングが2年連続1番となったわけです!!

 ちなみに、北大の歴史上、初の快挙とのこと。
 嬉しい反面、緊張するなぁ。。。

 これからも、気を引き締めて、行きたいと思います。










2016年9月1日木曜日

心・体=技


 二〇一六年。
 もう八月が終わり、九月に入った。
 
 ダイビングは、まだまだ最盛期真っ只中。
 むしろ北海道は、これからベストシーズンを迎える。
 
 例年の通り、ポセイドンでは、
 平日の学生ダイビング合宿と、週末のダイビングが、
 七月末から九月末まで、フル稼働状態である。


 さかずきマリンネイチャーセンターでは、
 カヤックとスノーケリングの募集をかけたいところだが、
 ようやく開催のめどが立った段階である。


 他にも、カヤックスノーケリング、スキンダイビング、
 カヤックダイビング、SUPツアー、フィッシング教室etc。。。
 やりたいことは満載である。が、時期尚早と考えている。

 フットワーク軽く行きたいところではあるが、
 さかずきと神恵内では、過去に某ショップが密漁をはたらき、
 未だにそのことが、払拭できていないことも事実である。

 さかずきで、潜水届を提出することで
 レジャー潜水を認められている場所は、
 盃海水浴場(茂岩地区)であり、目の届く範囲である。


 さかずきから神恵内までの海岸線は、
 地形的にも魅力的な場所だ。

 しかしながら、現段階では、
 目の届かない場所へ移動してのダイビングは
 住民に不安を与え、不要な疑いを持たれてしまう。

 今後、盃海水浴場から出て、様々なポイントで、
 安心してレジャーダイビングを行うためには、
 まずは地道に、地域からの信頼を得ること。

 そのために、これから少しづつ、ルール決めをし、
 沢山のダイバーの皆様が安心して
 気持ち良くダイビングを行っていただけるように努力したい。


 さて、やりたいこと、やるべきことは沢山あれど、
 まずは目の前のことに集中しなければならない。

 学生向けの講習も、
 北海道大学スクーバダイビング合宿3回
 北海道大学スノーケリング海洋実習3回
 北海道エコ動物自然専門学校スクーバ合宿1回
 札幌科学技術専門学校スノーケリング実習1回
 札幌科学技術専門学校スクーバ合宿1回
 札幌科学技術専門学校アドバンス&EANx合宿1回
 酪農学園大学スクーバダイビング講習1回
 弘前学院大学スクーバダイビング合宿1回
 以上を六月、七月、八月で実施した。


 残り九月は、
 札幌科学技術専門学校乗船調査実習1回
 弘前大学スクーバダイビング合宿1回
 東海大学スクーバダイビング合宿2回
 北海道大学スクーバダイビング合宿1回
 である。

 今年は、小樽水産高校へのスクーバ器材レンタルも重なり、
 器材レンタルもフル稼働である。


 講習中は、北海道大学教育学部の厚東准教授と、
 かなり、いろいろと話をする。
 人の恋愛行動について論じたり、本当に様々(笑)

 その中で、心技体という言葉について話したことがある。
 心技体は、スポーツにおいてよく使われる。
 
 心=精神の修養
 技=勝負術の鍛錬(個人的な技、全体的な戦略、戦術)
 体=身体の発育

 である。

 厚東先生は、ゴルフの青木プロが言っていた「体心技」も、一理あるという。
 それは、学生が社会に出るにあたり、能力はあっても
 体力がついていかない例があるといい、やはり、身体の発育は重要であると。

 確かに、その通りだ。
 しかしながら、二人で話しているうちに、
 身体の発育は継続性が求められ、さらに乗り越える壁もある。

 したがって、精神の鍛錬も伴わなければならない。

 心技体の本来の意味は、
 どれかを独立して修練するものではない。
 したがって、優先順位的な表記でもない。

 全てが相乗的に鍛錬されるべきものである。


 ただし、昔と現代は、随分と生活環境が異なる。

 個人的な意見ではあるが、学生生活や社会生活において
 うまく乗り切る、効率よく働く、楽して利益を得るなど、
 妙な「技」を追い求めすぎているように感じてしまう。

 「心」「体」が取り残され、
 過剰な権利主張や欠勤などが多いようにも感じる。

 就職活動を一種のイベント的に「シュウカツ」として捉え、
 面接の時は好印象を企業へ与え、同じく何社も滑り止めに受ける。
 入社後は、、、こき使われる、働かされる。。。と、漏らす。

 すぐに嫌になり「欠勤」してしまう。
 無断欠勤も問題だが、今は「親」が休む連絡をすることもある。

 ブラック企業なら良くはないし、わからなくないが、
 グレー企業なんて、このご時世ざらにある。
 その中で、自分の職業に誇りを持って、どう生きるか?

 会社を育てるのは、従業員である。
 そこの認識が大切なのではないだろうか?

 あまりにも「心」「体」の鍛錬の場面が少ない。
 

 これも個人的意見であるが、
 まずは「心」「体」の基礎を作り、
 それから「技」を考える。

 正しく心技体にするためにも、
 まずは、心×体=技としたほうが、
 今の世の中、理にかなっているように思う。

 心と体の相乗で、様々な技を築き上げるのだ。

 そこで何故、厚東准教授が集中講義で
 スクーバダイビングを実施しているのか?
 
 それは、スクーバダイビングの講習において、
 肉体的、精神的に乗り越える「壁」があるからだという。

 ダイビングで習得する技術の目的、目標はシンプルである。
 だが、水中でマスクを外し、レギュレーターで呼吸を続けながら、
 マスクをつけ直す技術は、どんな人間でも最初は「壁」だ。


 そして、思うように動けない「重さ」
 体力を削り取る「冷え」
 
 知識の応用
 技術のマスター
 安全に対する姿勢

 これら総合的な「壁」を乗り越えることで、
 達成感、感動が生まれる。

 ダイビングにも、
 心×体=技 が必要なのである。


 そして、リスクは存在しており、
 我々も細心の注意を払う。

 インストラクターは、その中で、
 シーマンとして、ダイバーとして、
 行動模範にもなっている。

 そのように濃厚なフィールド実習はなかなか無い。


 ポセイドンは、今まで多くの学生を認定してきた。
 もちろん、諸先輩が築いてきた実績である。
 
 これからも、この意義のある講習を実施するために、
 私たちポセイドンインストラクターも、
 同じく 心×体=技 が必要なのである。

 そう思い、今日もダンベルでカールするのである。